無料体験レッスン無料体験レッスン
英検®対策動画
教室を探す教室を探す
  • TOP
  • 英語教育コラム
  • 英語で考え英語で表現する力を育てる──「3ヒントクイズ」が英語脳をつくる理由

2025.08.19

  • 英語教育コラム

英語で考え英語で表現する力を育てる──「3ヒントクイズ」が英語脳をつくる理由

最終更新:2025年8月19日

英語学習で最も大切なのは、「英語で考え、英語でアウトプットする」こと。単に単語を覚えるだけではなく、英語そのもので思考する“英語脳”を育てることが重要です。
この夏、IBイングリッシュでは、その英語脳を楽しく鍛える宿題として「3ヒントクイズ(スリーヒントクイズ)」を出題しました。聞いて・考えて・推理して答える──シンプルなルールながら、英語力アップの仕掛けが詰まっています。 

 

|3ヒントクイズとは?

3つの英文ヒントを手がかりに、答え(単語やフレーズ)を推理するクイズです。

“I’m black and white.” “My legs are short.” “I’m a very good swimmer.”
このヒントを聞いて、何を思い浮かびますか? 正解は penguin(ペンギン)です。3ヒントクイズでは、音声で聞いた情報を保持し、文脈から意味を推測する力が自然と養われます。

IBイングリッシュYouTubeチャンネルではレベル別のクイズ動画をご用意。耳や目からの刺激を受けつつ、ヒントを素早く処理して答えを導くトレーニングに取り組めます。

▷初級編はこちら📺

▷中級編はこちら📺

▷上級編はこちら📺

 

|3ヒントクイズで身につくスキル

3ヒントクイズは、単に「分かった/分からなかった」で終わるものではありません。英語で考えてアウトプットする総合力に直結するスキルが詰まっています。

 

①英語脳の基礎:リスニング+記憶+推理

ヒントは通常3文。リスニングで集中して聞き取り、頭の中で保持(ワーキングメモリ)しながら推理します。「最初のヒントで浮かんだ候補を、次のヒントで絞る」といった思考プロセスが、英語で考える習慣(英語脳) を育てます。

②英検®・英検 Jr.®対策に直結

英検 Jr.®(ブロンズ/シルバー/ゴールド) は、音声情報から正答を選ぶ形式が多く、3ヒントクイズと同質のスキルが求められます。英検®の本試験でも、リスニングで文章を保持し、文脈から語彙や表現を推測する力が不可欠。小学生・中学生の早い段階でこの思考パターンを経験しておくことで、長文リスニングや要約問題にも強くなります。

③発音・イントネーションへの意識づけ

音声でヒントを聞くことで、英語特有の音のつながりや抑揚に自然と気づきます。正しい発音・イントネーションを身につける“耳作り”にも効果的です。

 

|上級者向け!クイズを“作る”ことで爆伸びする力

実は3ヒントクイズの真骨頂は、「自分でクイズを作る」こと にあります。IBイングリッシュの夏休み宿題では、3ヒントクイズを生徒自身が作成し、全校からベスト作品を選出。選ばれた作品はIBイングリッシュYouTubeチャンネルで紹介予定です!

 

さて、なぜクイズの作成が効果的なのか──

 

①語彙選択力の強化
伝えたい答え(単語)に対し、難しすぎず易しすぎないヒントを考える過程で、類義語・同義表現・特徴語が整理され、語彙力が強化されます。

②要約力・再表現力の向上

“言いたいことは一つ”なのに、別の角度から3つに分けて表現する作業は、要約問題や英作文と同じ脳の使い方。ライティング・スピーキング力向上にも効果があります。

③クリティカルシンキング(批判的思考)の育成

「このヒントで伝わる?紛らわしくない?」と他者視点で検討することで、論理的思考や相手目線の考え方が身につきます。英語でのディベートやプレゼンにもつながる重要な力です。

④“楽しい”が学習を続ける原動力に

自分の作ったクイズで友達が悩んだり、正解して喜んだりする過程が、学習を“楽しい”体験へと変えます。学びが「テストのため」だけでなく、「誰かと共有する創作活動」になることで、モチベーションの持続にもつながります。

 

|まとめ:この夏、“考える英語”で一歩先へ

3ヒントクイズは、

✓聞く・覚える・推理する過程 で英語脳を育てる

✓英検 Jr.®や英検®のリスニング・要約力にも直結

✓クイズ作成に挑戦 することで語彙力・要約力・表現力もアップ

──という“多層的な学習効果”を秘めています。

今年の夏休み宿題をきっかけに、ぜひ親子で英語クイズに挑戦してみてください。
ベスト作品のYouTube公開もお楽しみに!